面接で聞かれること、聞いていいこと。ソプラの採用担当が本音で語る

「面接では本音を隠して、きれいな志望動機を言わないとダメなんでしょう?」

そう思っている方、多いんじゃないでしょうか。実は、私たちSOPRAの採用担当が一番困るのは、この「きれいすぎる受け答え」なんです。

こんにちは。SOPRA GINZAで採用を担当している者です。これまで200人以上の面接をしてきましたが、正直に言うと「完璧な志望動機」よりも「その人らしさが見える会話」の方が、はるかに採用につながっています。

今日は、面接で私たちが本当に知りたいことと、応募者の方が遠慮せずに聞いていいことを、採用担当の立場から本音でお話しします。少しでも面接への不安が軽くなれば嬉しいです。

目次

「なぜSOPRAを選んだんですか?」の裏にある本当の意図

面接で必ず聞かれるこの質問。多くの方が「御社の理念に共感して…」という模範解答を準備してこられます。もちろんそれも大切なのですが、私たちが本当に知りたいのは別のところにあります。

会社研究の深さよりも、「どこに引っかかったか」

先月面接した方で印象的だったのは、「正直、最初はただの求人サイトで見つけただけでした。でも、スタッフインタビューで久保田さんが『失敗しても次がある環境』って言ってたのが気になって…」と話してくれた方でした。

この「引っかかったポイント」が明確な人ほど、入社後のミスマッチが少ないんです。私たちが知りたいのは、SOPRAのどの部分があなたの心に響いたか。それだけです。

採用担当の本音
「御社の企業理念である〇〇に深く共感し…」という定型文よりも、「実は前の職場では〇〇で悩んでいて、SOPRAの△△という制度なら続けられそうだと思いました」という具体的な言葉の方が、何倍も評価しています。

長期的な視点があるかどうか

「トリマーとして技術を磨きたい」という答えは、もちろん悪くありません。でも、もう一歩踏み込んで「3年後には〇〇ができるようになりたい」「将来的には△△の役割も担いたい」という時間軸が見えると、私たちも一緒に働く未来が想像しやすくなります。

実際、銀座本店で活躍する寺原シニアトレーナーも、面接で「5年後には後輩を育てられる立場になりたい」と話してくれたことを今でも覚えています。

「前職を辞めた理由」で見ているポイント

この質問、実はかなりデリケートです。応募者の方も「ネガティブなことは言わない方がいいのでは」と慎重になりますよね。

問題そのものよりも、向き合い方を見ている

前職での不満を正直に話してくれる方、実は少なくありません。「残業が多くて体調を崩した」「人間関係がうまくいかなかった」「もっと学べる環境が欲しかった」。

私たちが気にするのは、その問題に対してあなたがどう向き合ったか、です。

  • 改善のために何か行動を起こしたか
  • その経験から何を学んだか
  • SOPRAではどう活かせると考えているか

先日、「前職では残業が月40時間を超えていて、犬と向き合う時間よりも作業に追われる時間の方が長くなってしまいました。SOPRAの募集要項で平均残業6時間と書いてあったのを見て、もう一度丁寧なトリミングがしたいと思いました」と話してくれた方がいました。

この方は採用になりました。ネガティブな理由でも、そこから何を求めているかが明確だったからです。

注意
一方で、「すべて職場や他人のせい」という話し方になっていると、面接官は少し慎重になります。どんな職場にも課題はあります。SOPRAも完璧ではありません。大切なのは、問題を他責にせず、自分がどう動けるかを考えられる姿勢です。

応募者が遠慮せずに聞いていいこと

ここからが、この記事で一番伝えたいことです。面接は、会社が応募者を選ぶ場ですが、同時に応募者が会社を選ぶ場でもあります。

給与・賞与・昇給について

「お金のことを聞くのは印象が悪いのでは?」と遠慮される方がいますが、まったくそんなことはありません。むしろ、生活の基盤になる話を曖昧にしたまま入社する方が、お互いにとってリスクです。

聞いていただきたいこと:

  • 基本給と各種手当の内訳
  • 昇給の頻度と基準
  • 賞与の実績(「〇〇ヶ月分」という目安があれば)
  • 残業代の計算方法

ちなみにSOPRAの場合、昇給は年1回(4月)で、評価面談を経て決定します。賞与は年2回、業績と個人評価で決まります。こういう具体的な仕組みは、聞かれなければ説明しきれないこともあるので、どんどん質問してください。

配属店舗と異動について

「銀座本店で働きたいんですが…」と希望を言うのは、全く問題ありません。ただ、時期によっては希望店舗に空きがないこともあります。

聞いていただきたいこと:

  • 配属先はいつ、どのように決まるのか
  • 異動の頻度と基準
  • 店舗間で給与や待遇に差があるか
  • 通勤時間や交通費の上限

SOPRAは首都圏に14店舗あり、店舗によって客層や雰囲気が少しずつ違います。だからこそ、配属や異動の話は入社前にしっかり確認してほしいです。

残業・休日・シフトについて

ペット業界は、土日祝が繁忙日です。これはどのサロンでも同じ。だからこそ、シフトや休日の取り方は最も重要な確認事項です。

聞いていただきたいこと:

  • シフトの決め方(固定か希望制か)
  • 月の平均残業時間と、繁忙期の実態
  • 連休は取れるか
  • 有給休暇の取得率

SOPRAの場合、シフトは月単位の希望制で、完全週休2日です。連休希望も事前に申請すれば調整できます。ただし、12月や大型連休前は混み合うので、全員が希望通りとはいかないこともあります。そういう「現実」も含めて面接で確認してください。

研修制度とキャリアパス

「入社後、どんな研修がありますか?」「将来、店長やマネージャーになる道はありますか?」といった質問も大歓迎です。

こういう質問をしてくれる方は、長く働くことを前提に考えてくれているんだなと感じます。SOPRAには社内研修や外部セミナー参加の制度もありますし、六本木店の鵜澤シニアトレーナーのように現場から育った先輩もたくさんいます。

私たちが本当に大切にしている人物像

技術や経験、資格の有無ももちろん見ますが、それ以上に大切にしているのは「この人と一緒に働きたいか」という感覚です。

犬が好き、ではなく「この子に向き合える」か

「犬が大好きです!」と言ってくれる方は多いです。でも、SOPRAで扱うのは、必ずしも人懐っこくて扱いやすい子ばかりではありません。噛み癖のある子、怖がりで震えている子、高齢で体力のない子。

面接では「苦手なタイプの犬はいますか?」と聞くこともあります。この質問に「いません!」と即答するよりも、「怖がりの子は時間がかかりますが、その子のペースに合わせるようにしています」といった具体的なエピソードがある方が、現場での対応力を感じます。

報連相ができるか

これ、本当に大事です。トリマーもトレーナーも、一人で判断できないことが毎日のように起こります。

  • 皮膚に異常を見つけた
  • 飼い主さまから難しい要望を受けた
  • 予約が重なってスケジュールが厳しい

そんなとき、すぐに相談できるか。これができない人は、どんなに技術があっても現場で孤立してしまいます。

面接で「前職で困ったことはありましたか?そのときどうしましたか?」と聞くのは、この報連相の姿勢を確認するためです。

完璧じゃなくていい、成長する意欲があるか

面接で緊張して、うまく話せない方もいます。志望動機が少しぎこちない方もいます。それでも、「ここで学びたい」「成長したい」という気持ちが伝わってくる方には、私たちも「一緒に頑張ろう」と思えます。

先日、未経験からトレーナーに応募してくれた方は、「自信はないですが、犬の行動学を独学で勉強していて、いつか飼い主さんの困りごとを解決できるトレーナーになりたいです」と話してくれました。経験はゼロでしたが、その真剣な眼差しに、採用を決めました。

面接後のやりとりも、実は見られている

面接が終わったら、すべて終わりではありません。その後のメールや電話のやりとりも、私たちは大切にしています。

面接後に「本日はありがとうございました。お話を聞いて、より一層SOPRAで働きたい気持ちが強くなりました」と丁寧にメールをくれる方もいれば、連絡がぱったり途絶える方もいます。

もちろん、メールの有無で合否が決まるわけではありません。でも、こういう細やかな気遣いができる方は、お客さまや同僚とのコミュニケーションでも信頼を得やすいだろうなと感じます。

最後に:面接は「お見合い」です

面接を「試験」だと思うと、どうしても緊張して本音が言えなくなります。でも実際は、お互いが「一緒にやっていけるか」を確かめる場です。

私たちも、あなたに「選んでもらいたい」と思っています。だから、遠慮せずに何でも聞いてください。給与のこと、休みのこと、不安なこと、全部話してください。

そして、もし面接の結果が「今回はご縁がなかった」となっても、それはあなたが悪いわけではなく、タイミングや条件が合わなかっただけです。SOPRAには2026年秋に向けて新店舗のオープンも控えています。また別の機会にお会いできるかもしれません。

あなたは、5年後どんなトリマー・トレーナーになっていたいですか?その答えがSOPRAにあるかは、まず話してみて確かめてください。エントリーフォームでお待ちしています。

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