店長になって変わったこと。20代女性店長が語るマネジメントの学び

先週の金曜日、後輩トリマーの佐々木さんに「私、将来店長とかできるんですかね…」と相談されました。佐々木さんは入社1年半の24歳。技術は着実に伸びているけれど、まだ自分のキャリアの先が見えていない様子でした。

その気持ち、すごくよく分かります。私自身、入社当初は「店長になる」なんて全く想像していませんでしたから。でも今、私は27歳で湘南辻堂店の店長をしています。トリマーとして入社して3年目での抜擢でした。

この記事では、私が店長になるまでのキャリアパス、プレイヤーとマネジメントの両立で悩んだこと、そして失敗から学んだことを率直にお伝えします。「ペット業界で長く働きたい」「キャリアアップしたい」と考えている女性の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

目次

トリマーから店長へ:想像していなかった道

私がSOPRAに入社したのは2022年4月。専門学校を卒業したばかりの24歳でした。最初は恵比寿店のトリマーとして、カットの技術を磨く日々。正直に言うと、当時は「とにかく一人前のトリマーになること」だけで精一杯でした。

転機が訪れたのは入社1年半を過ぎた頃です。当時の恵比寿店の店長が産休に入ることになり、久保田シニアトレーナーから「代理店長をやってみないか」と声をかけられました。

最初は「え、私が?まだカットも完璧じゃないのに…」と戸惑いました。でも久保田さんは「技術は十分。それより、あなたは後輩の相談に乗るのが上手いし、お客様との会話も丁寧。その強みを活かせる」と言ってくれました。

POINT:SOPRAでは技術だけでなく、コミュニケーション能力や後輩育成の姿勢も評価されます。「完璧なトリマー」である必要はなく、チームとして成長できる人を店長候補として育てる文化があります。

代理店長として3ヶ月間、恵比寿店を任されました。その後、正式に湘南辻堂店の店長に就任したのが2024年の春。入社から3年目のことでした。

プレイヤーとマネジメントの狭間で

店長になって一番戸惑ったのは、「自分の仕事」と「店長としての仕事」のバランスでした。

トリマーとして、私はまだまだ成長途中です。毎日カットの練習をしたいし、お客様一頭一頭に向き合いたい。でも店長としては、スタッフのシフト調整、売上管理、クレーム対応、新人教育…やるべきことが山のようにあります。

最初の2ヶ月は本当に辛かったです。朝9時に出勤して、営業前にシフトの確認。開店後はカット業務をこなしながら、合間に売上チェックや在庫発注。閉店後はスタッフミーティング。家に帰るのは22時を過ぎることもありました。

失敗その1:全部自分でやろうとした

一番の失敗は「店長なんだから、全部自分でやらなきゃ」と思い込んでいたことです。

ある日、スタッフの山田さん(入社5年目のベテラントリマー)に「店長、一人で抱え込みすぎです。私たちも手伝えることたくさんありますよ」と言われました。その言葉で、ハッとしました。

それから少しずつ、業務を分担するようにしました。在庫管理は山田さんに、SNS更新は若手の佐々木さんに。最初は「自分でやったほうが早い」と思っていたけれど、任せてみると、みんな想像以上にしっかりやってくれました。

失敗その2:技術への焦り

店長業務に追われて、自分のカット練習の時間が取れなくなりました。後輩たちがどんどん技術を磨いていく中で、「私は店長になって成長が止まってしまったのかな…」と焦りました。

そんな時、銀座本店の寺原シニアトレーナーが店舗視察に来てくれて、こう言ってくれました。

「店長の成長って、カット技術だけじゃないんだよ。スタッフが働きやすい環境を作る力、お客様の満足度を上げる力、チーム全体の技術を底上げする力。それも立派な成長だから」

この言葉で、視野が広がりました。確かに、湘南辻堂店の月間売上は私が店長になってから15%伸びています。お客様からの「スタッフさんの雰囲気がいいですね」という声も増えました。これも、私の成長の証なんだと思えるようになりました。

マネジメントで学んだ3つのこと

人はそれぞれ違う動機で働いている

スタッフ5人を見ていると、本当にみんな違います。技術を極めたい人、接客が好きな人、ワークライフバランスを重視する人。

以前は「私と同じように頑張ってほしい」と思っていましたが、それは押し付けでしかありませんでした。今は、一人ひとりの目標や働き方を尊重しながら、その人に合った成長の機会を提案するようにしています。

「聞く」ことの大切さ

店長になりたての頃は、「指示を出さなきゃ」と思って、スタッフミーティングでもつい自分ばかり話していました。でもある時、ミーティング後に「店長の話、長いですね…」とぼそっと言われて(笑)、反省しました。

それからは、意識的にスタッフの意見を聞くようにしています。「このオペレーション、もっと効率的にできないかな?」と問いかけると、現場目線の良いアイデアがたくさん出てきます。結果的に、私が一人で考えるより良い改善ができています。

完璧じゃなくていい

これは今でも言い聞かせている言葉です。失敗することもあるし、分からないこともある。でもそれを隠さず、「ごめん、これどう思う?」とスタッフに相談できる店長でいたいと思っています。

先月、お客様からのクレーム対応で判断を誤ってしまい、本社の採用担当に相談しました。恥ずかしかったけれど、一緒に解決策を考えてもらえて、結果的にお客様にも納得していただけました。

参考:SOPRAには店長を支える仕組みがあります。月1回の店長会議、シニアトレーナーによる巡回指導、本社スタッフへの相談窓口など。一人で悩まずに済む環境が整っています。詳しくは福利厚生ページをご覧ください。

キャリアアップのリアル:給与とワークライフバランス

ここまで読んで「店長って大変そう…」と思った方もいるかもしれません。実際、責任は増えますし、悩むこともあります。でも、得られるものも大きいです。

給与面の変化

トリマー時代の月給は23万円(基本給+技術手当)でした。店長になってからは、役職手当が加わり月給28万円になりました。年間で約60万円の差です。

また、店舗の売上目標を達成すると、四半期ごとにインセンティブが支給されます。昨年は年間で約15万円のインセンティブをいただきました。

時間のやりくり

正直、店長になった最初の半年は残業が増えました。月平均で20時間くらいです。でも、業務分担とオペレーション改善が進んだ今は、月10時間程度に落ち着いています。

週休2日はしっかり確保されていますし、年間休日は110日。有給も取りやすいです。先月は友人の結婚式で金土日と連休をいただきました。

女性がペット業界で長く働くために

ペット業界は体力勝負の側面もあり、「長く続けられるか不安」という声をよく聞きます。でも、SOPRAでは店長というキャリアパスがあることで、体力だけに頼らない働き方ができます。

実際、銀座本店の寺原シニアトレーナーは出産後に復帰して、今も現役で活躍されています。店長経験者の中には、本社のマーケティング部門に異動した方もいます。

「トリマーを続けながらキャリアアップしたい」「マネジメントにも興味がある」という方には、本当におすすめの環境だと思います。もちろん、「ずっとカットに専念したい」という選択肢も尊重される会社です。詳しくはトリマー募集要項をご覧ください。

冒頭の佐々木さんへの答え

冒頭で紹介した佐々木さんへの相談、私はこう答えました。

「できるかどうかは、やってみないと分からない。私も最初は不安だらけだったけど、失敗しながら少しずつ成長できた。もし興味があるなら、まずは小さなことから任されてみるといいよ。新人教育の担当とか、SNS更新の責任者とか」

佐々木さんは今、新人トリマーの指導係を引き受けて、楽しそうに後輩を育てています。きっと彼女も、数年後には素敵な店長になっているんじゃないかなと思います。

これから応募を考えている方へ

この記事を読んで「私も挑戦してみたい」と思った方、あるいは「店長なんてまだまだ先の話」と思った方、どちらもいらっしゃると思います。

大事なのは、可能性が開かれている環境で働くこと。SOPRAでは、年齢や経験年数に関係なく、頑張りを評価してもらえます。20代で店長になる人もいれば、30代で初めて責任者を任される人もいます。

私自身、まだまだ学びの途中です。でも、この環境で挑戦できて本当に良かったと思っています。

応募する前に「もう少し話を聞きたい」という方も大丈夫。エントリーフォームの自由記入欄に「相談希望」と書いていただければ、私でもシニアトレーナーでも、お話しできる機会を設けます。店舗見学も歓迎です。まずは気軽に、一歩踏み出してみてください。

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