先日、後輩トリマーのMさんから「実は、彼の転勤で横浜に引っ越すことになったんです。でも、トリマーの仕事は続けたくて…」と相談されました。銀座本店で2年働いてきた彼女にとって、突然の環境変化は大きな不安だったと思います。
私自身、入社3年目のタイミングで吉祥寺店から恵比寿店へ異動した経験があります。当時は「新しい店舗に馴染めるだろうか」「お客様との関係はどうなるんだろう」と、正直かなり悩みました。でも今振り返ると、この異動が私のトリマー人生を大きく広げてくれたと感じています。
「辞めなくていい」という選択肢
動物業界では、引っ越しや結婚を機に退職するトリマーが少なくありません。実際、私の専門学校時代の同期10人のうち、3人が転居をきっかけに現場を離れています。「また一から就職活動をするのは大変」「新しい職場に慣れるエネルギーがない」という理由でした。
SOPRAの場合、首都圏に14店舗展開しているため、生活拠点が変わっても働き続けられる可能性が高いんです。先ほどのMさんも、人事部との面談の結果、横浜店への異動が決まりました。彼女は今、新しい環境で生き生きと働いています。
実際にあった異動ケース(2023〜2024年)
- 銀座本店→横浜店(結婚に伴う転居)
- 池袋店→柏の葉キャンパス店(パートナーの転勤)
- 恵比寿店→川越店(実家の介護と仕事の両立)
- 六本木店→湘南辻堂店(海の近くで暮らしたいという希望)
最後のケースのように、必ずしもネガティブな理由だけではありません。「環境を変えてみたい」「違う店舗の雰囲気を経験したい」という前向きな異動も珍しくないんです。
異動を支えるサポート体制の実際
私が吉祥寺店から恵比寿店へ異動した時、一番助かったのは「引き継ぎ期間」でした。異動前の2週間、恵比寿店に週2回通って、店舗の雰囲気やスタッフの仕事の進め方を見学できたんです。
異動時の具体的な流れ
まず、異動希望を出すと人事部から連絡があります。私の場合は、人事担当の方と30分ほど面談をしました。「なぜ異動を希望するのか」「どの店舗が希望か」「異動時期はいつ頃がいいか」といった内容です。
その後、異動先の店長との顔合わせがあります。恵比寿店の店長は、わざわざ吉祥寺店まで来てくれて、ランチをしながら話を聞いてくれました。「不安なことはない?」「恵比寿店はこういう雰囲気だけど大丈夫?」と、こちらの気持ちを丁寧に確認してくれたのを覚えています。
正式な異動日の1週間前からは、恵比寿店での実地研修がスタート。最初の3日間は久保田シニアトレーナーが付きっきりで、店舗のルールやお客様の特徴、設備の使い方などを教えてくれました。
意外と大変だったこと
正直に言うと、最初の1ヶ月は戸惑いの連続でした。吉祥寺店と恵比寿店では、お客様層が微妙に違うんです。吉祥寺は地元密着型で常連さんが多く、恵比寿は仕事帰りに立ち寄る方や、トレンドに敏感な方が多い印象でした。
カットのオーダーも、吉祥寺では「いつものスタイルで」という方が多かったのに対し、恵比寿では「インスタで見たこのスタイルにしてほしい」というリクエストが増えました。最初は対応に焦りましたが、これが後々、私の技術の幅を広げることになったんです。
店舗ごとの違いと、それが成長につながる理由
SOPRAの14店舗は、それぞれに個性があります。各店舗の詳細はこちらで確認できますが、実際に働いてみると、もっと細かな違いを感じます。
立地による働き方の違い
銀座本店は、平日の午前中から夕方まで安定して予約が入ります。ビジネス街なので、お仕事の合間に愛犬を預ける方が多いんです。一方、湘南辻堂店は週末や連休に集中する傾向があります。サーフィンやマリンスポーツを楽しむ飼い主さんが多く、夏場は特に忙しくなります。
川越店や柏の葉キャンパス店のような郊外型は、地域に根ざした長いお付き合いが特徴です。「この子が子犬の頃からずっと見てるのよ」というお客様も多く、家族のようなつながりを感じます。
スタッフ構成の多様性
六本木店には、鵜澤シニアトレーナーをはじめ、技術を突き詰めたいベテラン勢が集まっています。ハイレベルなカット技術を間近で見られる環境です。池袋店の宮武シニアトレーナーは、若手育成に力を入れているので、新人や2年目のスタッフが多く在籍しています。
私が今いる恵比寿店は、トリマーとドッグトレーナー、幼稚園の先生がバランスよく配置されていて、連携しながら働く機会が多いです。「このワンちゃん、トリミング中にすごく怖がってたから、トレーニングで慣らしていこう」といった相談が日常的にあります。
異動で見えてきた「自分の強み」
吉祥寺店にいた頃、私は「丁寧で確実な仕事」を評価されていました。でも恵比寿店に来てからは、「トレンドを取り入れるセンス」や「お客様とのコミュニケーション力」が求められる場面が増えたんです。
最初は「自分には向いてないかも」と落ち込みました。でも、久保田シニアトレーナーに相談したとき、こう言われたんです。「あなたの丁寧さは武器だよ。それをベースに、新しいことを足していけばいい。完璧じゃなくていいから」
この言葉で吹っ切れました。今では、トレンドカットも楽しみながらチャレンジしています。吉祥寺店時代の常連さんも、時々恵比寿店まで来てくれます。「雰囲気変わったね、成長したね」と言われると、異動して良かったと心から思います。
異動後のフォロー体制
- 異動後1ヶ月間:週1回、人事部からの面談
- 異動後3ヶ月:店長との振り返りミーティング
- 困ったときは、異動前の店舗の先輩にも相談OK(社内チャットで気軽に連絡可能)
- 年2回の全体ミーティングで、他店舗のスタッフとも交流
「ここで長く働きたい」と思える理由
トリマーという仕事は好きだけど、人生には色々な転機があります。結婚、出産、親の介護、パートナーの転勤。そのたびに仕事を諦めるのは、本当にもったいないと思うんです。
SOPRAには、産休・育休から復帰して、時短勤務で働いているトリマーもいます。川島インター店の先輩は、出産後に店舗異動をして、保育園の送り迎えがしやすい環境を選びました。SOPRAの福利厚生には、こうしたライフステージに合わせた柔軟性があります。
もちろん、すべてが完璧というわけではありません。異動直後の慣れない環境で、涙した夜もありました。でも、それを支えてくれる同僚やシニアトレーナーがいる。だから続けられるんだと思います。
これから応募を考えている方へ
「いつか引っ越すかもしれないから、トリマーは続けられないかも」と諦めていませんか?首都圏のどこかに住む予定があるなら、SOPRAは選択肢の一つになるはずです。
冒頭で紹介したMさんは、横浜店への異動後、こんなことを言っていました。「最初は不安だったけど、むしろ新しい刺激をもらってます。銀座では出会えなかったタイプのワンちゃんも来るし、海が近いから散歩コースの相談とかも楽しい」
人生の転機は、キャリアの転機にもなり得ます。もし今、引っ越しや転勤で悩んでいるなら、辞める前に一度相談してみてください。エントリーフォームから、あなたの状況を教えてもらえれば、具体的な提案ができると思います。
もし迷っていたら、シニアトレーナーの鵜澤さん(六本木店)か寺原さん(銀座本店)に直接話を聞ける機会も用意できます。私も恵比寿店で、いつでもお待ちしています。
