SOPRAの面接を受けた日、私の月給は前職より約4万円アップする予定でした。正直に言えば、それが応募の一番の理由だったんです。
今から2年前、銀座本店のトリマー募集に応募した私は、面接で「志望動機を教えてください」と聞かれて少し固まりました。用意していた答えは「給与と立地が魅力的だったこと」「前職より条件が良かったこと」。でも、こんな本音を言って大丈夫なんだろうか……そう迷いながら、結局ほぼそのまま伝えた記憶があります。
この記事では、綺麗事ではない志望動機で面接を受けた私が、なぜ採用されたのか。そして入社後に感じた「志望動機とのギャップ」について、当時の面接メモを見返しながら振り返ってみます。
面接で話した「飾らない志望動機」の中身
面接官は銀座本店の店長と、採用担当の方でした。緊張しながら椅子に座って、最初に聞かれたのが志望動機です。
私が答えたのは、こんな内容でした。
- 給与水準が前職より高かったこと — 当時働いていたサロンは月給22万円。SOPRAの募集要項には「経験者26万円〜」とあって、単純に生活が楽になると思った
- 銀座という立地 — 実家が埼玉で、通勤時間が片道1時間以内に収まる。前職は神奈川の店舗で往復3時間かかっていた
- 店舗数の多さ — 複数店舗があるから、将来的に異動や昇進の選択肢が広がりそうだと感じた
「犬が好きで」「トリマーとして成長したくて」みたいな、いかにも模範解答的なことは一言も言いませんでした。もちろん犬は好きですが、それは業界で働いている以上、前提条件みたいなものだと思っていたので。
面接官の反応は、意外にも「そうですよね」という穏やかなものでした。店長が笑いながら「正直でいいと思いますよ」と言ってくれたのを、今でも覚えています。
採用担当者が評価したポイント—後日聞いた話
入社して半年ほど経った頃、採用担当の方と雑談する機会がありました。そのときに「なんで私を採用したんですか?」と聞いてみたんです。
返ってきた答えは、こうでした。
1. 自分の状況を客観的に把握できていた
「給与が上がることで生活が安定する」という現実的な理由を、きちんと自分の言葉で説明できていた点が良かったそうです。むしろ「夢を追いかけて」みたいな曖昧な志望動機より、具体的な改善点を求めている人の方が、入社後のミスマッチが少ないと採用担当は感じていたみたいです。
2. 前職での課題を整理していた
面接では「前職で困っていたこと」として、通勤時間の長さと給与の低さを挙げました。それに対してSOPRAがどう解決できるかを、自分なりに結びつけて話せていたのが評価されたとのこと。
店長からは「不満を言うだけじゃなくて、次の環境で何を変えたいかが明確だった」という言葉をもらいました。
3. 技術面の質問で手を動かして答えた
志望動機とは別ですが、「カットで苦労することは?」と聞かれたときに、私はスマホに入れていた実際のカット写真を見せながら「このプードルの顔バリが苦手で」と具体的に答えたんです。これが技術への誠実さを感じさせたらしく、後から「あれは良かった」と言われました。
採用担当より: 志望動機が「給与」や「立地」でも構いません。むしろ生活基盤がしっかりする環境を求めているのは健全なことです。大事なのは、その先で何をしたいか、どう働きたいかが見えるかどうかです。
入社後に感じた「志望動機とのギャップ」
正直に言うと、給与と立地だけを理由に選んだSOPRAでしたが、入社してから予想外のことがいくつもありました。良い意味でのギャップです。
研修制度がここまで手厚いとは思わなかった
前職では「見て覚えて」が基本だったので、SOPRAの新人研修には驚きました。銀座本店のシニアトレーナー・寺原さんが、カットの基礎から接客マナーまで、1ヶ月かけてマンツーマンで教えてくれたんです。
「給料が高い代わりに、即戦力を求められるんだろうな」と覚悟していたので、この丁寧さは完全に想定外でした。今でも寺原さんには頭が上がりません。
スタッフ同士の距離感が心地よかった
「アットホームな職場」みたいな求人広告の謳い文句は、正直あまり信じていませんでした。でも実際に働いてみると、銀座本店のスタッフは適度な距離感で接してくれて、困ったときには自然に助けてくれる。無理に仲良くしようとする感じもなく、仕事に集中できる環境でした。
先月、体調を崩して早退したときも、店長が「無理しないで。シフト調整するから」とすぐに対応してくれました。給与や立地で選んだ職場でしたが、働きやすさという面でも恵まれていたんだと実感しています。
自社サービスの社員割引が想像以上に使える
募集要項に「自社サービス50%割引」と書いてあったのは知っていましたが、これがどれだけありがたいか、入社前には分かっていませんでした。実家で飼っている犬のトリミングを月1回利用していて、今まで1回8,000円かかっていたのが4,000円になる。年間で計算すると、約5万円の節約です。
詳しい福利厚生の内容は福利厚生ページで確認できますが、実際に使ってみると「これは大きい」と感じる制度が多いです。
「本音で話す」ことの意味—2年経った今思うこと
面接から2年が経ちました。今でも、あのとき飾らずに志望動機を話して良かったと思っています。
もちろん、入社後は大変なこともあります。繁忙期は1日8頭カットすることもあるし、神経質な犬の対応で疲れる日もある。それでも、給与が安定していて、通勤時間が短くて、困ったときに相談できる先輩がいる環境だからこそ、続けられているんです。
志望動機を聞かれたとき、無理に「御社の理念に共感して」とか「トリマーとしての夢を実現したくて」とか言う必要はないと思います。生活のため、キャリアのため、環境を変えるため——そういう現実的な理由があって当然です。
SOPRAの面接官は、少なくとも私が受けた限りでは、綺麗事よりも「なぜこの会社を選んだのか」の筋道がきちんと通っているかを見ていました。自分の言葉で、自分の状況を説明できれば、それで十分伝わると感じています。
これから面接を受ける方へ—私からの小さなアドバイス
もしあなたが今、SOPRAの面接を控えていて、志望動機に悩んでいるなら、こんなことを意識してみてください。
- 前職(または現職)で何に困っているかを整理する
- SOPRAで働くことで、それがどう改善されるかを自分の言葉で説明する
- 技術面や働き方で、自分が大事にしていることを1つでも伝える
模範解答を暗記する必要はありません。むしろ、あなた自身の状況や考えを素直に話す方が、面接官には伝わります。私がそうだったように。
ちなみに、面接時に「実際の職場を見学したい」と言ったら、後日店舗見学をさせてもらえました。これも判断材料としてかなり大きかったです。もし興味があれば、エントリーフォームの備考欄に「見学希望」と書いてみるのもいいかもしれません。
補足: SOPRAは2026年秋に新店舗を複数オープン予定で、トリマーとドッグトレーナーを積極採用中です。詳細は中途トリマー採用特設ページやドッグトレーナー採用特設ページをご覧ください。
最後に
この記事を書きながら、当時の面接メモを久しぶりに読み返しました。緊張して手が震えていたこと、用意していた答えを半分忘れて焦ったこと、でも結局本音で話せて良かったと思ったこと。全部思い出しました。
志望動機に正解はないと思います。ただ、自分の言葉で、自分の理由を話すことが大事なんだと、今は確信しています。
応募する前に「もう少し話を聞きたい」という方も大丈夫です。エントリーフォームの自由記入欄に「相談希望」と書いていただければ、採用担当から連絡が来ます。私も最初はそこから始めました。
